緑陵巌(Grønnlibruna)

所要時間             約1時間半(片道)

        ストラウムスゴーデンまで約3時間

標高           401m

距離                   約3.5 ㎞(片道)

        ストラウムスゴーデンまで約7.5㎞

レベル                 **

緑陵巌山頂から西方を望む
緑陵巌山頂から西方を望む

 緑陵巌は鯨島東部にあるのっぺりした丘で、頂上まで自転車で来る人やジョギングに来る人が多い、手ごろな山です。背景に険しい岩山が多いため、見かけはだだっ広い平野のように見えますが、頂上付近は森林限界を超えており、高山の雰囲気を十分に味わうことができます。街から郊外バス420番でホーコイボーテン(Håkøybotn)まで行き、ホーコイボーテンが終点の場合は、バスの進行方向に向かって車道を進み、車道右手のGravlundという標識のある林道に入ります。バスがホーコイボーテンからさらに先へ進む場合は次のバス停がより近い停留所となります。林道を1㎞弱ほどいくと墓地(Gravlund)があり、そこから100mほど進むと林道が分岐するので左手に入ります。土地を均した駐車スペースがあり、そこからさらに墓地の方角へ戻る感じで林道が続きますが、すぐに川の方へ下っていく登山道となります。川には橋がありませんが、川幅が狭いので渡るのに問題はありません。登山道は樺の林の中を川に沿ってゆるやかに登って行きます。林の外は湿地となっているので、湿地からの水で道はぬかるんでいるところが結構あり、特に雨のあとなどは長靴でないと歩くのが困難となります。川から逸れ、傾斜が少々きつくなってから少しすると森林限界を超え、右手には岩肌が露わな山々が、左手には鯨水道と本土の丘陵、やや後方にトロムソ島の眺望が浮かび上がります。頂上には大きなケルンがあり、周辺にはそのほかにいくつか小さなピークがあります。

 そのままストラウムスブクタへと下り、そこから同じく郊外バス420番で街へ戻ることも可能です。ストラウムスブクタへ下る道は緑陵巌を南へ下り、次のピークとのコルにあたる部分で左へ分かれる道を辿るのが一般的です。道なりに下っていくと次第に登山道は幅が広くなって農道を兼ねるようになり、そのままストラウムスブクタの林道へと続きます。農道から林道へとまっすぐ進み、約1㎞ほど行くとストラウムスゴーデン(Straumsgården)という、郷土文化財となっている農場跡横のバス停に出ます。農道を下っていくのはやや退屈である場合には、途中小川を横切って少し下ったところ右手に小道が分かれているので、そこから林道へと下りることもできます。

 緑陵巌から次のピークを経由してストラウムスブクタへ下ることもできますが、道のりはかなり長くなり、バス通りへ出る道がはっきり記されていないので、時間に余裕を持っていく必要があります。