白石山(Kvitbergfjellet)と灰岳(Gråtinden)

所要時間      6時間(往復)

      [白石山まで、往復約3時間]

標高         灰岳 871 m

      [白石山 564m]

距離             5

レベル         *****(登山経験者向け) 

      [白石山まで **]

白石尾根(林道)からのながめ
白石尾根(林道)からのながめ

灰岳は鯨島南東部に位置する標高871mの山で、トロムソの市街地からは郊外バスで1時間ほどのところにあります。トロムソ市街地から遠く、バスの本数も少ないため登山者の数は少なく、登りに来る登山者は大抵マイカーでやってきます。灰岳の中腹にある白石山の手前に電波塔が建っており、そこまで電波塔整備車が入れる林道(白石尾根)があるので、森林限界までは楽に上がれます。本土対岸には山壁に氷河が残るベンツヨール岳がフィヨルドからそそり立ち、北東方向にはトロムス谷岳、トロムソのマッターホルンと呼ばれるハンぺロッケンの眺望が、また、晴れた日には遠くリュンゲンアルプスまでの展望が期待できます。電波塔という人工物があるものの、北極圏の雄大な自然を身を持って体感できる場所でもあります。

白石山の湖から灰岳を望む
白石山の湖から灰岳を望む

電波塔から先しばらくはなだらかな丘陵地帯となっており、前方には灰岳がそそりたっています。白石山は灰岳へ向かっていく途中にある湖の脇の目立たないピークです。灰岳への斜面はかなり急な岩場となっており、足元が不安定な場所が多いので一歩一歩慎重に進む必要があります。急斜面は主に斜面直前の小さなコルから先数十メートルと頂上手前の2か所で、これらの箇所は細心の注意を払って登ってください。頂上からは360度の展望がひらけ、南西方向には水平線が望めます。